サクラエディタ2012年09月16日 13:00

翻訳作業は、テキストエディタ上で行うことが多い。納品の際はMS Officeなどの文書にすることが要求されがちだが、翻訳自体はなるべくテキストベースで軽快に作業できるよう、いろいろな手立てを講じている。

3、4年前まではMac OS上でYooEditやKing'sEditを使っていた。Windowsに移行するにあたって、一番重要なのはテキストエディタを選ぶことだった。

いろいろ比較してサクラエディタ(http://sakura-editor.sourceforge.net/index.html.ja)を選んだ。検索機能が強力で使いやすいこと、マクロやスクリプトを使ったカスタマイズ・連携に柔軟性があること、フリーソフトであることなどが決め手になった。

種々のエディタを比較する際には、150MBくらいのテキスト群を検索するスピードをストップウオッチで計測した。対訳集を全文検索する頻度が高いためだ。対象テキストの容量が大きくなると、エディタやその他の検索ツールによって検索時間に顕著な違いが出てくる。

また、PerlScriptに対応しており、エディタ上の情報を取得・操作しつつPerl互換の構文でマクロを書けるのが自分としてはとても便利に感じる。

このような優れたエディタをフリーで提供してくださっている開発者の方々には、この場を借りて謝意を表したい。

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